蛇口からグッバイハロー

ここの部分、色々変えたりしてみよう。はっくしゅん
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ゆすり
「ワタシ、恥ずかしながら『ゆすり』なんです。(苦笑)」

そう言うと、林は徐(おもむろ)に、しかし決して押し付けがましくないまるで龍のうねりの様な『ゆすり』をし始めた。
机上のホットココアが溢れそうになる程波を打つ。不規則に昇る湯気。
しかし、机は一切揺れていない。いや、いなかったと言い直すべきか。
机は揺れていた。そして、私も揺れていた。
慌てて周りを見渡してみると、他の者はこの異常に一切気付いてない。そう、何故なら皆も同時に揺れていたのだ。
あまりの出来事にいつの間にか虚空を映し出していた我がガラス細工を目の前の林に戻してみると、そこにはどれだけ恐ろしい悪魔がいると踏んでいたのにも関わらず、未だに困ったような、それでいて不敵な笑みを浮かべたままでいる男が頬杖をつき座っていた。
揺れは収まらない。店内の端にある派手な鏡装飾がチカチカと太陽を反射して煩わしい。

「何を企んでいる。」

フォークとナイフが机から落ちてしまった。しかし、目まぐるしく動き回る店の店員には全く気付かれる事はなくフォークとナイフはそのまま床に横たわっていた。無論私は拾わない。拾ってたまるか。
途端、頬杖をついていた林が腕を解放し、丁寧な手付きで私から向かって右側を示した。

「あちらをご覧下さい。」

私はその柔らかい優しい口調に思わず安心感を抱いてしまった、という事をその場で瞬間的に否定した。何故ならば林は視線を逸らさなかったからだ。こっちを見据えたまま。有無を言わさぬ獣の目。
私は思わず唾を飲み込み、同時に飲み込んでしまった口に残留していたやたら甘ったるいホットココアの味にげんなりしたのであった。
揺れが止まらない中、右側を向く。
決して会話が聞こえないわけではない程度の空間を置いて、林の示す先には違う客が座っていた。
三人家族。もともとこういう家系なのだろうか、全員少し、いや大分太り過ぎである。父親、母親、娘。その全員が同じような体系をしていた。(それにしても、父親と母親が同じ体系という事に私は思わず噴き出してしまった。やはり似た者同士惹かれ合うものなのだろうか。)

「この店の空調、ワタシには寒いぐらいなんですけどね。やはり脂肪と言うのは厚手のコートの様なものなんでしょうか。」

苦笑を浮かべたまま林が言った。
確かによく見てみると、この家族、特に父親の体中には洪水のような汗が噴き出していた。私も、この店は寒いと思うのだが。
見てて遂に私はフフフと声を出して笑ってしまった。汗もさることながら、よく見ると脂肪の揺れが凄いのだ。この店は揺れている。だが誰も気付かない。それはみんな一様に同じスピード同じ方向で揺れているからなのだが、例外もあった。
一つは飲み物等の液体。そしてもう一つは、脂肪である。(苦笑)
デブの父親の奴、その液体も脂肪も両方とも兼ね備えているのだ。しかもタンクトップである。薄地のタンクトップはもうすでにグショグショで元の色が分からないほど変色していた。胸に小さく描かれているディズニーのキャラクターの顔色が悪そうだ。

で、これが何だ?

再び私は林に視線を戻した。そして眉間に皺をよせ疑問の視線を投げかけた。

「さぁ、行きますよ。」

今まで苦笑いしかしていなかった林の表情が急に変わる。真剣そのものの顔つきに。
途端、ふいに身体に微かな異変が生じた気がした。もちろん気付くか気付かないかくらいの意識の範囲で。例えるなら下りのエレベーターに乗っているかの様な妙に体中がこそばゆい感覚。私は思わず腕を掻いた。
その異変の感覚は、正しかった。
目の前のホットココアがそれを示している。さっきまでとは比べ物にならない程波打っていたのだ。余りの波の打ちように零れるのではないかというこの場の状況にしたら俄然馬鹿馬鹿しい様な心配をしてしまい、思わずコップに手を伸ばしかける。しかしその瞬間。

「さぁ再度あちらをご覧になって下さい。」

脂汗のようなものを滲み出しながら林がそう言った。表情は先ほどよりは穏やかだが、未だ真剣であった。
伸ばしかけていた手をそのままに、隣の太った家族を見る。
三人は物凄い揺れであった。ブルンブルンしている。チャーハンと餃子を同時に貪りながら脂肪が揺れ、揺れている。いや、全身に脂肪を纏っている彼らにとって『脂肪が揺れている』という表現は正解ではないな。そう、アレは『全身がブルンブルン』である。よくこの揺れに気付かないものである。
特に一番太っている父親が尋常ではない。重厚感ある揺れ。そして、汗。
・・・汗。
次の瞬間、父親の汗が暴発した。
まるで男性器からミサイルのごとき発射される白濁液の如く。
まるで加藤鷹に『神の手』を用いられ愛撫されて噴いてしまった女液(あいえき)の如く。
ドンビュルッピュッピューッと汗が揺れる脂肪から発射された。
こちらに向かって飛んでくる。
私はうわあああと情けない叫び声を上げながら「顔だけは」と思い腕を顔前に構えガードする。
降り注ぐ雨。濡れる一張羅。今日は何か良い事があるのでは思い着てきたのに。台無しだ。

ポチャンポチャンッポチャンッ

な、何の音だ!?
机に落ちる『ボタボタボタ』の音とは明らかに違う音。実はもうこの瞬間音の正体は分かっていたのだが、そうであって欲しくないと言う淡い期待を心の何処かで抱いていたのか私は心の中を必死でクエスチョンマークで埋め尽くそうとしていた。しかし心の矛盾には敵わず・・・。
私の頼んだホットココアに、汗が混入してしまったのだ。
音からして、決して少なくない量の汗であると思われる。
―――いつの間にか、揺れが収まっていた。
最初脅威であった筈なのにいつの間にかその存在を忘れかけていた林が、不意に椅子から立ち上がった。びっちょびちょであった。
そして、他人の汗が滴る中ゆっくりと口を開いた。口に汗が入ってしょっぱそうである。

「さぁ、お召し上がり下さい。」

・・・何を?・・・何をだ?

「ホットココアですよ。」

の、飲める訳ないだろう!

「騙されたと思って。ほら。今かなり良い感じだと思いますから。ほら早く!」

こ、こんなもの飲める筈が・・・。
しかし、反論しようと林の目を見た瞬間、どうしようもなく身体が動いてくれなくなってしまった。
まただ。またあの獣の目。有無を言わさぬ獣の目。汗が目に入って真っ赤っ赤だった。
私は躊躇した。
何故私がこのようなゲテ物を口に入れなければならんのだ。霞む様な美しい美女の汗であるのならばいざ知らず。

―――確かに、私はこのココアを甘過ぎると文句をつけたが・・・―――

私は小刻みに震える手でコップを持ち上げた。
そのまま落としそうになりながら口元へ運ぶ。
恐る恐るカップの縁に口を付けた。うわっぬるっとしてるやんけ。
カップを少しずつ傾けた。
決壊したダムの如く、一気に口の中にココアが流れ込んで来た。
うわあああっしょっぱ・・・・・・・・・・・・ん?
これは・・・!
そこには、予想だにもしない味があった。
この甘過ぎた筈のホットココア、これは・・・余りにも・・・

「う、美味い!何なんだコレは一体!美味過ぎる!!」

寄せては返す味の波。スイカ割りの様に口の中で弾ける最高のまろやかさ。
非の打ちどころが無い。完璧なホットココアであった。
嗚呼何だこれは。
美味い美味い美味い美味い美味い美味い.....


「ご満足、頂けましたでしょうか。」

林は、余りのホットココアの美味しさに周りが全く見えなくなっていたこの男にそう問うた。
もちろん興奮で聞こえていないので返事は無い。しかし返事は無くとも解答ははっきりと明確にそこに提示されていた。
そして林は、このホットココアに夢中の『お客様』に、最後の言葉を掛けた。
予め決められた定型文。別れの台詞。



「『また何かあればそこの呼び出しボタンでお呼び下さいませ。』」



そう言うと林は床に横たわる忘れ去られたナイフとフォークをお盆に載せ、厨房へと消えていった。















どうも。貧乏ゆすりが持病です。
なんなんでしょうね、アレ。
もう小3ぐらいからずーーーーっと貧乏ゆすりを続けてますねw

僕は小さい頃から、貧乏ゆすりをするたびに母親から「やめて!元の貴方に戻って!!」と注意されていたせいか(ヒロインか)、余計に貧乏ゆすりをしないと気が済まなくなってしまって、結局現在は物凄い『ゆすり使い』になってしまいました。

どっかの本かなんかで読んだ事があるんですけど。
幼い子供の貧乏ゆすりやオナニーって、無理矢理とめちゃダメなんですよね。
ムリヤリ止めようとすると、強制的に止められてしまって余計に性欲だのイライラだのが溜まるらしいです。(だってオナニーだって爆発寸前に止めると物凄いイライラが襲ってくるでしょ)
僕はモロそのタイプでして^^;


事あるごとにアホ母から注意されてきたせいで、もうヤメられないトマらない。


多分、僕、通ってる高校一貧乏ゆすりをしていると思います。

授業中も放課中もずーーーーーーーーっとゆっさゆっさゆっさゆさ。
今こうして記事書いてる間もずっとゆすってます。


そして、たまに貧乏ゆすりって許容範囲を超えますよね。
貧乏ゆすりだけじゃ止まらないっていうか。
そういう時って、100%その方向性が「オナニーしてえええええ!!!」の方に行きませんか?(聞くな)

オナニーしてようやく抑えることができる欲求。

だから、学校でこの禁断症状が現れると死ぬほどキツいです。(特に授業中)
どんだけゆすってもゆすっても全然イライラが解消されないし、むしろ溜まっていくだけ。
何回も何回も気づかれないようにチンコをイジったり。
何回も何回もエロイ事を想像しては勃起させ、萎えさせ、勃起させ、萎えさせ。(ずっと勃起させ続けると理性の糸が切れる)


う~ん・・・

僕の周り、全然貧乏ゆすりしてないんですよね・・・。
何で?何で?
何でちょっと数秒貧乏ゆすりしただけで終われるの?

数秒でも貧乏ゆすりしたら最後、もうしばらく止まりません・・・。
どうしたら良いんでしょうか・・・・orz


誰か解消法を教えて・・・・






というか、貧乏ゆすりしてる女子(制服ね)に興奮するボクって異常ですか!?








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コメント
>誰か解消法を教えて・・・・
兄さん、その無駄な脚力、ドラムを叩くのに使ってみねえか?
天下取れるかも知れねえぜ?
2008/10/12 Sun| URL | 間なんつったって健二っつうくらいのもんでとオルケスタ・デル・アミーゴ
[ 編集 ]
文芸部としては楽しみだなあ小説シリーズ。
2008/10/14 Tue| URL | ネイノーさん
[ 編集 ]
>間なんつったって健二っつうくらいのもんでとオルケスタ・デル・アミーゴさん

僕、歌を聴いてるときとかによくドラムを叩く感じのマネをしてしまうんですが(指でです)、んまーことごとくリズムがズレていってしまうんですよね・・・。
後、この間文化祭の時に有志バンド発表で知り合いがドラムやってたんですけど、物凄い力強さと物凄い汗で物凄かったです。あれで気付いたんですよ、「ライブが盛り上がるかどうかはドラムにかかってるんだなぁ・・・」と。
ドラムのあの力強さ、尊敬しますね。
というわけでダンナ、すまねぇが、他を当たってくれ。俺の肩はもう昔の交通事故で動かす事ができないんだ・・・(脚力に目をつけてくれたのにっ)


>ネイノさん

あぁっお恥ずかしい><
本当は、最初のセリフを書いたあと5行ぐらいでオチまで書いて本題に入るつもりだったんですが、なんやかんや書いてるうちにドンドン文章が長くなってしまって^^;
というか、大喜利の世界の人って、創作者の方が多いですよね。漫画や小説などといった。
他の方の小説とかを見ると、僕のあまりの幼稚さに泣けてきますw(当たり前)

って文芸部だったんかい!文章書く人ってカッコイイっ!
2008/10/15 Wed| URL | マウスメロン
[ 編集 ]
オナニーしたらいいと思います。
空豆はマウスメロンさんとオナニーを応援しています。

貧乏ゆすりってオナニーの1個前の欲求ってことだったのか・・
非常におもしろい小論文ですね。ただしかしそうなってくると僕は貧乏ゆすりをしてる女子より貧乏ゆすりを強要してくる女子に興奮します。
2008/10/19 Sun| URL | 空豆
[ 編集 ]
>空豆さん

オナニーって本当に素晴らしいですよね!貧乏ゆすりのイライラも解消できるし、辛い事、悲しい事があってもオナニーすれば忘れられる。それに、なんだか眠れない夜だって、オナニーさえすればスッキリ爽快に寝れますよね!やはり、人生オナニー万歳ですよ。
何故貧乏ゆすりをするのかって考えてみた時、なにかに欲求不満だからしてるんですよね。その何かっていうのは、大概性欲です。性欲が溜まるから貧乏ゆすりをしてしまうんですよね。
ということはですよ。つまり、貧乏ゆすりしてる女子っていうのは、性欲が溜まってるって事なんですよ!!!!!つまりつまり、絶対普段オナニーとか家でやってるって事なんすよ!!!!!つまりつまりつまり、普段大人しい、一人で読書してるような女子が貧乏ゆすりしてたら、それはもう僕の妄想大爆発なんですよね!!!!!「あんなに大人しい子が・・・家では・・・・ムフフ・・・・」って!

はぁ・・・・はぁ・・・
長々と申し訳ありませんでした・・・・・orz

>貧乏ゆすりを強要してくる女子に興奮します
やはり空豆さんはMですか!
2008/10/20 Mon| URL | マウスメロン
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